アデュー「125日間彷徨」終了

アデュー「125日間彷徨」が終わった。あっという間だった。
制作を引き受けたのはいつだったか忘れてしまったけど、だいぶ前のことだったはずだ。
BankARTで全自動麻雀卓やテルミンやらが登場した前回に引き続きの制作。neophiliaの環境も多少整ったように思えたし、前回よりは少し仕事がやり易くなるかなと軽く考えていたけど、実際は公演にとって大切な時に他の仕事の作業に時間を取られてしまい、業務が回らない状況に。体も疲れるし中途半端な仕事しか出来ないことに気持ちも萎えてしまったりの準備期間だった。
そんな中にあってもなお良かったなあと思えるのは人に会えて話が聞けたことだ。
稽古の後、チラシ挟み込み中、搬入搬出の車中や打ち上げで今まで良く知らなかった人と話す機会が持てた。役者さんもスタッフも面白く気持ちの良い人たちだった。そしてその全員が新宿ゴールデン街劇場という決して大きくはない空間に集まるのを見ることが出来た。絆の強いこんなチームでお客さんを迎えることが出来る笠木さんを羨ましくも思う。そしてその公演はとても面白い舞台だったのだ。
自分は。と思う。仕込みの日に誕生日を迎えて改めてまた自分を見失った。良い意味で?