東京音大打楽器アンサンブル

セシオン杉並へ「東京音楽大学打楽器専攻正有志による打楽器アンサンブル演奏会」を聴きに行く。東高円寺
良いホールだと思った。外観は地味に公民館ぽいのだが響きが良かった。学部2年生から4年生の演奏。プログラムは藝大ほど玄人向けではなく、かと言って洗足ほどキャッチーでもない。東京音大というところには何故だか好感を憶える。僕が演奏者だったら東京音大に入りたいなと思う。何かしら筋が通っている気がする。実態は何も知らないのだけど。
最後のジョリヴェ/Ceremonialがとても良かった。混沌としてはいるのだけど異なる楽器が箇所箇所で到達点を見つけ合意する。筋が通っている。かなり難易度が高そうなアンサンブルであったが見事な演奏だった。
これだけの楽器と演奏者が揃って演奏できるのは学生の特権であろうと思う。この先続けていくにはやはり厳しい現状がある。準備資金とスケジューリング。集客。その堅い現状を僕ら制作側の人間が耕していかなくてはならない。そしてその時のために沢山の良い種が必要だ。
会場でまたウェブサイトアドレス入りの仮チラシを配ったのだがまだ繋がらない。おいおーい。明日また電話で聞いてみよう。