16日から19日にかけて僕は音楽を聴いていた

pre-neophilia2006-09-20

静岡公演は無事終わった。いざ車に乗ってみたらテープデッキなんて無くてラジオも電波悪くて音楽なんて聴かなかったのだが、運転は充分楽しく順調に会場の教覚寺に着いたのだった。本堂ではなく小さなホールで演奏会。詳細はこちらで。演奏会が終わったあとそのまま楽器を積んで神奈川へ。夜の高速道路ってのは怖いものだ。しかし車も少なく3時間弱で帰ってこれた。
翌日17日は昼から津田ホール。bluemallet concert vol.1。僕にとってのハイライトは古川玄一郎さんの演奏による「ソロ・パーカッションのためのグラウンド」。様々な打楽器に取り囲まれ様々な奏法を用い、ともすれば即興のようにも聴こえる曲なのだが、楽器一つ一つの音色を生み出す集中力が強く感じられた。素晴らしい演奏。終演後演奏者の方達とご挨拶、客席にも沢山の打楽器奏者の方達がいらっしゃったのでお話する。bluemallet社長の三十尾さんにもご挨拶。素晴らしい演奏会でした。
会場を後にして、レンタカーが置いてある登戸へ。もう一仕事、借りていたマリンバのケースを返して、そのまま洗足学園音楽大学前田ホールへ。アルフレッド・リード追悼コンサート。沢山のお客さん。bluemallet concertからそのまま流れてきた人たちも多かったようだ。神谷百子さんのマリンバ演奏。ノリノリのマリンバであった。
18日はまた昼から演奏会を聴きに東京芸術劇場へ。都響ショスタコーヴィッチコンサート。チェロの趙静のチェロ協奏曲第1番、交響曲第5番。何席あるんだってぐらい大きい芸術劇場がほぼ満席。相変わらず安い席なのでステージが遠いが良く音が飛んでいた。
そして19日、昼から東京駅で来月14日の演奏会のお手伝いをさせていただくソプラノ歌手、根來加奈さんとホールの下見。詳細下記。

  • 根來加奈ソプラノリサイタル〜MISTO 日本のうた・世界の歌〜
  • 10月14日(土) 東京建物八重洲ホール 18:00開演 全席自由4000円
  • ギター/大野元毅 ヴァイオリン/飯島多恵
  • 曲目 竹田の子守唄、チキリン・デ・バチン(ピアソラ)、オペラ「こうもり」より“公爵様、教えましょうか”ほか
  • お問い合わせ・お申し込み⇒tel:03-3926-5902 fax:03-3825-3420(柴宮勝子)

家に帰りネオフィリアクラシカルのプログラム作成、そして夜9時、吉祥寺へ。締めくくりは松倉如子@Star Pine's Cafe。新宿のライブハウスで一緒にステージに乗ったのが一年前の9月23日。松倉さんが東京で音楽活動を始めてから一年が経った。その一年記念のステージは本当に素晴らしかったよ。新しい曲もすごく良かった。渡辺勝さんのアレンジもすごく良かった。俺もこうしちゃ居られないんだ。ウチに帰って4時までかかってネオフィリアクラシカルのプログラムノートを書いた。がんばるのだよ。