今日と言う日は。

  • 久米仙を飲んでいる。
    • 今日は仕事で家族が不在。浜田山の魚屋で刺身を買い、リヤカーを引く豆腐屋さんを呼び止め一丁買い、家に帰って京都の友達に送ってもらったジャガイモをレンジでふかしポテトサラダを作って食べた。
  • 東京事変を聴いている。
    • 今日は朝30分ほどのミーティングのため桜木町まで出ていたので帰りに渋谷のタワレコに寄る。昨日iTunes Store東京事変「娯楽」をダウンロードしたのだけど、直後にMacが固まる。再起動したら「娯楽」13曲中7曲がiTunesから消えている。無かったことになったのだね。でも課金はされるんだよね。そんなことがあってタワレコに行ったら「娯楽」が10%オフだ。買ってしまえと思って手に取ったけど他にも買いたいCDがあったので「娯楽」は再ダウンロードすることにする。くるりの「さよならリグレット」を買う。シングルCDを買うなんていつぶりだろう。くるり特設ブースの画面では二人がフードを被って踊っている。ネコも出演するPVだった。weezerの赤いCDを買う。青いやつをその昔、それこそ10年ぐらい前にイギリスのHMVだったかで買ったんだ。今日iPodをシャッフルで聴いててふいにかかったSupergrassも確か同じ場所で買ったんだ。そして泊まっていたYMCAで聴いて、そうこういうのが聴きたかったんだと思った。見つけたと思った。今日のタワレコで立ち読みしたTalking Rockではヒロトさんが音楽との出会いを話していた。英語の勉強だったか何かのために親が買ってくれたラジカセでFMを聴いていたらきれいな音で音楽が流れた。そのままぼーっとしていたのだが気付くと涙が急に流れて止まらない。これが人が言う感動と言うものかと思うのだけど、何が自分を感動させているのかが分からない。部屋を見渡して自分に何が起こったのかを確かめようとするけどその原因が見当たらない。少し考えてラジカセから流れてくる音楽がそれであろうことが分かる。それから自分を感動させた音楽を探す毎日が始まる。当時流行っていたKISSを聴き違うと思い、エアロスミスを聴き違うと思い、やっとビートルズストーンズに出会う。見つけた!と思ったという話だった。BECK「MODERN GUILT」を買う。BECKを日頃熱心に聴いている訳ではないんだけど何だかキチンとしている感じがして好きなのである。Worldのフロアに移り、ハワイのNa Palapalai「Ke 'Ala Beauty」を買う。ジャケ買いという手法を限定してCD屋に臨んだ場合、まあ手に取らないだろうというジャケットなのだけど、僕はジャケットで選ぶ以前にこの人たちの音楽が素晴らしい事を知っている。一枚持ってるんで。クラシックのフロアに移り、ライヒの「ドラミング」を買う。別のCDを買いに来たのだけど見つからず同じ現代音楽の棚に置いてあったのでつい。家に帰って予定通り「娯楽」をダウンロードした。
  • 椎名誠の本を読み終わろうとしている。
    • 渋谷のスターバックス内田樹の「私家版・ユダヤ文化論」を読了。いつも本は向こうからやって来るものだった。家に居れば本棚に本は山積みだ。人も読むべき本を薦めてくれる。歴史の錬磨を勝ち残ってきた名著がすでに沢山ある。そういった本を与えられるまま読んで来たのだけど、最近になってやっと本屋で興味本位に本を選ぶようになった。そうなると今まで何も考えずに出入りしていた本屋に個性があることに気付く。きちんと出版社別にソートしている本屋。作家別にとりあえずまとめてしまっている本屋。椎名誠の本を買ったのは「きちんと出版社別にソートしている本屋」だった。この本は正にジャケ買いだった。「麦酒主義の構造とその応用胃学」だ。元々この人が書く酒とつまみの話は大変好きだったし、何より麦酒主義者としては志をまた一つ高めてもらえるのではないかと期待していたのだが、開いてみると切れ切れの短編をいくら読んでもビールが出てこない。僕は握った拳を使えずに言葉をなくしている。そんなのってひどい。もう放っぽり出してしまおうかとも思うけど読み始めた本は最後まで読まないと気が済まない。親父はすごい本読みだったけど途中で読むのを止めた本が沢山あると言っていたな。
  • 茂木建人君から曲目が届く。
    • 茂木君から曲目が届いたのも阿佐ヶ谷の本屋に居る時だった。サクソフォーンの曲目だけでは前半後半をこなすことは難しいという話だったので、伴奏してくれるピアノの人にピアノ曲を何曲か演奏してもらうことは出来ないかと提案していた。しながらももう演奏会まで一月切っているのでチラシの制作を進めた。とりあえず出来て、送ったよ、というメールの返事でピアノ曲も含む全リストが届いた。作っちゃったけどねチラシ。ここに載せます。

ViolonClassical#7
茂木建人//saxophone 伊藤伸//piano
Jeanine Rueff:Sonate pour Saxophone Alto seul, 2nd movement
グリーグ:抒情小曲集 第3集
Alfred Desenclos:Prélude, Cadence et Finale
J.S.Bach:Suite für Violon cello (BWN. 1007) Suite 1 Prélude / Courante / Sarabande / Gigue
ラヴェル:亡き女王のためのパヴァーヌ
Henri Tomasi:Concerto pour saxophone alto et orchestre
10月10日(金)20:00開演
名曲喫茶ヴィオロン 1000円(ワンドリンク付)
問い合わせ:neophilia 03-3831-2607 info@neophiliaclassical.com

  • そろそろ久米仙が空く。
    • 小さい瓶とは言え昨日開けたところだ。家族が帰ってきたら怒られるだろうか。「ずるい」と言われるかもしれない。たまにはいいじゃないか。