風邪ラーメン

pre-neophilia2008-11-02

僕はラーメンが好きだ。でも僕の奥さんはあまり好まない。なので昼はまあ別として、夜にラーメン屋に行ったりすることってあまりないのだけど、今は奥さんが出張中。おまけに昨日風邪っぽくてしんどい僕を見たヴィオロンのマスターがレコードを聴く他のお客さん達に気を遣いながら小声で言ったのだ。「風邪のときはね、ラーメン。どんなラーメンでも良いけどね、生ニンニクをたくさん入れてね、あとコショーをたっぷりね。これで大丈夫。」
免罪符でも発行してもらったような気持ちで今日はラーメンと決めていた。昼過ぎに家を出て、東京文化会館東京芸術劇場NeophiliaClassical#5のチラシとチケットを預けに行く。芸術劇場のチケットセンターの前で若い男女が口論。内容は良く分からないけどとりあえずチケットについてではなかった。他でやってくれよとチケットセンターの人は思うだろうな。チケットについての口論であればまだしも。
池袋から新宿へ。移動の電車で遠藤周作の「それ行け狐狸庵」を読む。様々な状況下でキリスト教の信仰に向かう人たちの姿を描いた「母なるもの」を先日読み終えた。色々考えることあって遠藤周作の話を奥さんとしていると、この人がエッセーもたくさん書いているということを聞かされた。仕事場の近くに「もうそろそろタタミマスよ・・・」という面持ちのお店があって、その店先の本棚に一冊50円で売っていた「それ行け狐狸庵」を「美味しんぼ」と一緒に買った。この「狐狸庵」がくだらない。情けない。遠藤周作興味深い。
新宿に着きテクテク歩いてフレッシュネスバーガー新宿御苑店へ。ビールを飲んでチラシを渡す。今回も協賛広告を出してくれた。新宿近辺でビールを飲みながらネオフィリア次回公演のチラシを眺めたいという方にはフレッシュネスバーガー新宿御苑店がまさに打ってつけのスポットです。
そして向かいのラーメン屋に。昔の仕事場が近くだったので良く来ていた「博多天神」。プラスチックボトルから生ニンニクをサジですくってチャーシューメンに入れる。コショーをいつもより多めに振りかける。替え玉をカタで頼んで生ニンニクをもうひとサジ入れる。これで大丈夫。