二俣川〜アメリカ

昨日は二俣川にある運転免許試験場に行ってきた。神奈川県には免許センターが一つしかなく、時期も時期なので人だらけである。みんな若い。学生気分で最後の学科試験を受け結果発表を待つ。会場に緊張が漲る。スリリングだ。電光掲示板に番号が浮かび上がると会場はどよめきに包まれる。合格者は2階へ、不合格者は1階に残る。何とか2階に上がることが出来た。写真を撮って待つ。待つ。本を読んで待つ。で、免許皆伝。
町田へ向かい東急デパート屋上スターホールで劇団「KAKUTA」の「ねこはしる」という舞台を見る。スターホールはプラネタリウムだ。素敵な空間だった。ここでクラシックが出来ないかと考える。色々問題はあるにせよ出来ないことはないだろう。色々問題はあるにせよどんな場所だってクラシックの演奏は出来ないことはないのだ。実現したい。
この劇にはハワイさんが出ていた。芸名ではなくあだ名である。ハワイさんは妹の友達で、去年の7月、長津田からここ登戸に移る引越しを手伝ってくれた。当時免許の無い僕の代わりに車を走らせてくれた。車中色んな話をしたハワイさんが町田のプラネタリウムで走っていた。ハワイさんは主役のねこだ。穏やかな気持ちにさせられる舞台だった。
そこから下北沢へ向かいライブハウス「Bobtail」で「one tone」のライブを聴いた。またしても穏やかな気持ちにさせられる。
ウチに帰ると母がワインを飲んでいるので一緒に飲むとすぐ寝てしまった。

そして今日はコタツで目覚めた。新宿へ向かいマツクラサンと一緒に「マツクラとヌール」の音源が使われる映画のMAに立ち会う。MAとは名ばかりしか知らず立ち会ったのだが「Multi Audio : 映像編集において映像の編集後に行う音声処理作業」だそうで、細かい音の調整をコンピューター上で行う。監督さんとエンジニアの人が少しずつ調整していくのを後ろで聞いていただけなのだが面白い。歌の他にギターだけの曲も作ったのだが、喫茶店のシーンのBGMとして昔作ったピアノの曲も使っていただけることになった。うれしい。映画音楽を作るのは夢だったのだ。叶った。
音楽シーンの編集作業を見届け、マツクラサンと僕の家へ向かう。練習をして鍋を囲む。マツクラサンは昨日誕生日、僕と同じ26歳になった。母に「次の冬季オリンピックを見るときは二人とも30だ」と言われ、二人でドキッとする。明々後日28日は御茶ノ水KAKADOで「マツクラとヌール」のライブだ。今回は新曲と新しいカバー曲を演奏する予定。
マツクラサンを見送り、家族でテレビを見ていると172から始まる怪しげな番号から着信。迷いつつも電話に出るとアメリカ旅行中の友達だった。退屈な旅行を終え日本に向かうところだそうだ。ダラス空港に関する説明を聞く。暇なようだった。
イナバウアー」はどうも口に出して言ってしまいたくなる単語だ。そうでしょ皆さん。