渡辺勝&松倉如子

pre-neophilia2006-06-08

今日はチラシ作成、サイト更新、新しいソフトのインストール、楽譜作りを。する予定だったのに。
会議スタッフの派遣会社から病人が出たので今から仕事に出れませんか?と電話がある。今からですかー?
先立つものを前に、背に腹は変えられず、スーツに着替えて横浜みなとみらいへ。今日のオリエンテーションはしかし2時間で終わる。実際の業務は明日、そして明々後日。
高円寺に向かい、駅前のマクドナルドで本を読む。七時過ぎに稲生座へ。渡辺勝さんのライブ。松倉如子も歌う。松倉如子はその貧困からインターネットの解約を余儀なくされたようなので心配していたが特に何も変わることなくそこに居た。
とても素晴らしいステージだった。松倉さんの体の中にはあまりにも沢山の思いがあって、歌声と共にわっと口からその思いが飛び出していくのだが、ジタバタしている思いのかけらが口から飛び出しきれず顔からひゅっと抜けている。そのようにして歌う松倉さんの表情には時に喜びだの悲しみだのが浮かんでは消えていく。
松倉さんとの演奏の後、勝さんは一時間半ぐらいギターを弾き続け、歌を歌い続けた。この人は曲間を作らない。拍手を拒むように曲が繋がっていく。恥ずかしいのかな。勝さんも心で歌っている。
音楽とはまず心象の表現ありき!ということを見せつけられた日だった。だってそうだよなって納得した。
さて、息を付いたのもつかの間、明日はまたしても5時半起きなので、これにてドロン。