築地本願寺

pre-neophilia2006-08-17

築地本願寺へ。古代インド様式。本堂にはパイプオルガンが。変わったお寺である。
ウィーンから弦楽奏者を招いての演奏会。築地本願寺はクラシックに留まらず落語やロックイベントなども開催しているラディカルなお寺だ。どんなもんかと行ってみたのだが、意外と意外性がない。わりと普通に聴けるのである。響きも悪くないし外の音もあまり入ってこない。イスもある(正座して聴くわけではないのだ)。後ろの方の席に座るお客さんのためのモニターまである。こうなってくるとむしろ昼間、戸を開けっ放して蝉の鳴き声でもバックに聴いてみたらどうだろうなどとも思うのだが。
でも、こんな場所が増えると面白い。テーマのある舞台というのは、お客さんの気持ちのベクトルを統一するのに効果的であると思う。一体感が生まれそう。