NeophiliaClassical#2チラシ入稿/ヴィオロンイベント/稽古

pre-neophilia2007-01-22

先日松倉如子から受け取った絵をパソコンに取り込み、演奏会の日付と会場のみ入れてNeophiliaClassical#2のチラシ入稿。詳細は裏面にまとめるという、#1と同じ構成でもう一度作ってみた。松倉さんは締め切りを頑なに破るので、こうソワソワしてしまうのだが、最終的な仕上がりを見てしまうとああやっぱりもう一回お願いしたいなと思ってしまうのだ。今回は体調も悪かったようで、山口の実家で療養中(と言うとおおげさだけど)に仕上げてくれた。感謝します。チラシは来週末には刷り上がる。演奏会の詳細はこちら⇒NeophiliaClassical.com
松倉さんと言えば、来月の一日NeophiliaClassical#1.5での出演が決まっているのだが、ピアノを渡辺勝さんが弾いてくださるそうだ。嬉しいことだ。勝さんと言えば、この#1.5のチラシはA5のサイズのものをウチで印刷して持ち歩いているのだけど、下北沢のいーはとーぼにも先日お願いして貼らせていただいた。そのいーはとーぼに松倉さんと勝さんが行ったらしくて、チラシ貼ってあったよと松倉さんからご報告いただいたのだけど、どうやらいーはとーぼのマスターと勝さんが同級生だそうなのだ。そう思ってお二人を想像してみると二人とも痩せていて長身だ。同級生という言葉は学校を離れてしまうと何だか面白い響きを持ち始めるなと思う。
さて、昨日はヴィオロンに月一の企画、「21世紀にこれだけは残したいSPの名演奏」を聴きに行った。モーツァルト特集。ほぼ満席。マスターがネジ(なのかな?)を巻くSPプレイヤーにSPが載ると80年近くも昔の人が奏でた音がほわーっと拡がる。クラリネット五重奏曲なんかを聴いたときには時間の取りかたが非常にゆっくりとしていて、それは奏法ということ以上に、時間の感覚が違っていたんじゃないかなとも思える。僕らの時間はあまりにも細切れで止まりそうな演奏にソワソワしてしまいそうなのだけど、昔はきっと違ったんだろうな。でも、本当に素晴らしい演奏だった。フィガロの結婚からも何曲か紹介されていたのだけど、そんな昔の人が活き活きと声を発しているのを聴くのは中々素敵な気分だった。イベントが終わっても、出たり入ったりして結局閉店の時間まで居たのだけど、SPの企画でいつも司会をされている板倉さんが持ち込んでいらしたプロコフィエフ弦楽四重奏曲第2番、コダーイのHary Janos Suitesに痛く感動した。面白かったなー。やっぱりこういうクラシックが沢山あるのだ。これだからもうやりたいことも出てくるのだ。#1.5も面白くなる。是非来て下さい。
この日はヴィオロンに行く前に東京文化会館に行って「赤木有季子ピアノリサイタル」のチラシを置いてきた。

するとである↓

心微震の瞬間であった。
オールツーステップスクール「アデュー」の稽古も進んでいる。なかなかいつもは稽古に顔を出せないのだけど、今日は登戸でミーティングということだったので、非常に都合も良く、参加した。登戸駅が新しくなると共に構内に出来たスーパーの上の喫茶店でミーティング。軽く話して僕は店を後にし、同じフロアにある本屋へ。このフロアに来るのは初めてだった。宮沢章夫「牛への道」を買う。このブログを始めた日に書いたポエトリーリーディングの舞台で宮沢先生が朗読した自動販売機の話はこの本のまえがきの文章だ。色んな糸が少しずつ繋がっている。きれに編み込める日が来るだろうか。